中嶋 :取り敢えず、仕事も片づいたな……啓太、ここへ座れ。
伊藤 :あの……どうしてソファに?
中嶋 :昨日の続きをやるからに決まっているだろう。
伊藤 :……っ……
中嶋 :顔が赤いな……ふっ、思い出したのか?
伊藤 :な、中嶋さんがあんなにするから……!
中嶋 :お仕置きだからな。
伊藤 :……やっぱり中嶋さんは意地悪です。
中嶋 :啓太、口は禍の元と言うな?
伊藤 :はい……
中嶋 :それで良い。そうして素直にしていれば、これから先の質問にも答えられるだろう……きち
んと口がきければ、な。
伊藤 :……?
中嶋 :なら、始めるぞ。
51 貴方は受け? 攻め?
伊藤 :な、何ですか、この質問!
中嶋 :ほう? この意味がわかるのか?
伊藤 :だ、だって……ニュアンス的に言って……
中嶋 :これから先はこういうものばかりだ。
伊藤 :そ、そんな……
中嶋 :一度、始めたら最後までやるしかないな。答えは、啓太?
伊藤 :……っ……受けです。
中嶋 :ふっ、俺は攻めだな。
52 どうしてそう決まったの?
伊藤 :どうしてって訊かれても……最初に、中嶋さんが俺に手を出したから……
中嶋 :お前が男を誘う良い顔をしていたからな。
伊藤 :……っ……
53 その状態に満足してる?
中嶋 :特に不満はないが、お前はどうだ?
伊藤 :あの……俺、も……満足です。
中嶋 :だろうな。
54 初エッチはどこで?
伊藤 :……っ……
中嶋 :今更、恥ずかしがってどうする。お前がついて来れるよう手順を踏んでやっただろう。
伊藤 :えっ!? 手順って?
中嶋 :ここでお前は他人の手による快楽を初めて覚え、あの体育倉庫で更なる可能性を知っ
た。だから、夜の校舎裏とはいえ、いつ、誰が来るかわからない屋外でもお前は大胆に足を
――……
伊藤 :な、中嶋さん! それ以上は、もう……!
55 そのときの感想を……
伊藤 :はあ……俺、どうして中嶋さんを好きになったんだろう……
中嶋 :後悔しているのか?
伊藤 :いいえ、そんなことは絶対にありません。あのとき、俺は幸せでした。好きな人に抱かれる
のが、こんなにも満たされることだなんて知らなかったから。その想いは今も少しも変わりま
せん。俺は、中嶋さんが好きです。
中嶋 :そうか。
伊藤 :あの……中嶋さんの感想は?
中嶋 :知りたいのか?
伊藤 :はい……やっぱり気になります。どうせ言ってくれないのはわかってますけど……
中嶋 :一瞬で溺れたな。
伊藤 :えっ!? 中嶋さん、今、何か言いましたか? 良く聞こえなかったんですけど。
中嶋 :いや。
伊藤 :そうですか……はあ……どうしてこんな素直じゃない人を好きになったんだろう、俺……
中嶋 :……
56 そのとき、相手はどんな様子でした?
伊藤 :そんなの……俺、あのときは色々あり過ぎて、もう何が何だか……
中嶋 :事ここに至るまで自分の感情に気づかないとは相当な鈍感だな、お前は。
伊藤 :それは中嶋さんが俺を惑わす様なことを言ったり、やったりするからです。だから、俺、中
嶋さんという人がわからなくて……でも、自分の気持ちに気がついたら、身も心も中嶋さん
のことしか考えれなくなりました。
中嶋 :ふっ、お前はキスだけで身体が震えるほど感じていたからな。恥らいながらも徐々に快楽
に素直になってゆく様を見るのは楽しかったな。
伊藤 :……いつも中嶋さんは余裕ですね。そして、振り回されるのは俺ばかり……
中嶋 :余裕があったら、あんな場所でお前を抱くと思うか?
伊藤 :でも、普段から中嶋さんは……
中嶋 :あのときのお前はまだ男を知らなかっただろう? 幾らお前に素地があっても身体への負
担を考えれば、あれは正しい選択とは言えなかった。だが、あの馬鹿どもがお前に手を出し
て俺を怒らせたからな。お陰で、自分を保てなくなった。なるべく苦痛を与えない様にお前を
散々焦らして溶かしてやったが、それでもかなりきつそうだったな。
伊藤 :でも、俺、痛いだけじゃなくてちゃんと……か、感じてました。だって、俺の中にいるの中嶋
さんだから……心から愛してる人に抱かれて感じない訳ないです。あのとき、中嶋さんはも
うそこまで俺のことを想ってくれてたんですね。嬉しいです。
中嶋 :少し話し過ぎたな。
57 初夜の朝、最初の言葉は?
伊藤 :なのに、次の日はそんな素振り、欠片も見せてくれませんでしたね。覚えてますか、中嶋
さん? あれは記念すべき最初の言葉では全然、ありませんでした。
中嶋 :そうか?
伊藤 :はい! つまらん、なんて……本当に、とっても中嶋さんらしいです。もう少し恋人らしい
雰囲気があっても……たとえば、良く眠れたか、とか……そのくらい言ってくれても良かった
と思います。その後の会話だって……
中嶋 :何か問題でもあるのか?
伊藤 :いえ、別に……きっと俺達はずっとこんな感じなんだろうな。まあ良いけど。
58 エッチは週に何回くらいする?
伊藤 :うっ……徐々にレベルが上がってきた気がする。
中嶋 :ああ。
伊藤 :中嶋さん、最初はあまり乗り気でなかったのに今は凄く楽しそうですね。やろうなんて言わ
なければ良かった……
中嶋 :今更、もう遅い。それで、この質問の答えは?
伊藤 :……一・二回です。
中嶋 :話にならないな。
伊藤 :……っ……二・三回です。
中嶋 :ほう? その程度でお前が満足出来るのか?
伊藤 :で、でも、何日もしないときもあるじゃないですか! 中嶋さんが忙しいときとか、俺に提出
課題があるときとか!
中嶋 :だが、そういうときはお前を欲求不満にしない様にどこか適当な場所で――……
伊藤 :わ~っ!! それ以上は、もう言わなくて良いです!
中嶋 :全く……騒々しい奴だ。
伊藤 :……中嶋さんの馬鹿。
59 理想は週に何回?
伊藤 :……そんなの、俺、考えたことないです。
中嶋 :なぜだ?
伊藤 :だって、中嶋さんが求めてくれるのが嬉しいから……だから、別に何回でも……
中嶋 :淫乱なお前らしい答えだな。だが、現実的には週に四回が限度だろう。お前に合わせて
いたら、俺の身が持たない。
伊藤 :……何か言い方はあれだけど……もしかして、俺の身体を心配してるのかな。
中嶋 :不満か?
伊藤 :あ……いえ、俺、中嶋さんと夜を過ごすのも良いけど、ここで一緒に仕事をしたり、コーヒ
ーを飲んだりするのも好きですから。
中嶋 :そうか。
60 どんなエッチなの?
伊藤 :そんなこと俺に訊かれても……
中嶋 :普通だな。
伊藤 :えっ!? あれが普通なんですか!?
中嶋 :ほう? お前は比較する何かを知っているのか。では、総て話して貰おう。いつ、誰と、何
をしたのか。
伊藤 :違っ、俺は中嶋さん以外となんか……!
中嶋 :本当か?
伊藤 :あ……信じて下さい、中嶋さん! 俺は、ただ中嶋さんは焦らす方かなって少し思っただ
けです。それに、お仕置きするとき、たまに手とか拘束するけど、それって普通なのかなって
……本当にそれだけです! 信じて下さいっ……!
中嶋 :そんなに俺の腕を掴まなくても良い。
伊藤 :だって……!
中嶋 :お前を疑った訳ではない。俺を騙すなんて芸当がお前に出来ないのはわかっている。
伊藤 :良かった……
中嶋 :お前は、ただ素直に俺を感じていれば良い。
伊藤 :はい、中嶋さん。
61 自分が一番感じるのはどこ?
伊藤 :あ、んっ……中嶋、さん……っ……
中嶋 :次の質問は……一番感じる場所か。お前はどこだ……啓太?
伊藤 :……っ……駄目、耳っ……
中嶋 :違ったか。なら、ここか?
伊藤 :あっ……背中、もっ……中嶋さんっ……!
中嶋 :はあ……仕方のない子だ。はっきり言わないと、俺にはわからないだろう?
伊藤 :そんな、の……あり過ぎ、てっ……ああっ……
中嶋 :お前は最初から呆れるほど敏感だったからな。
伊藤 :呆れ、る……? あ……嫌だ、中嶋さん! そんなこと言わないで! 俺、我慢するからっ
……!
中嶋 :何を我慢するつもりだ?
伊藤 :だって、俺が感じ過ぎるのが悪いって……
中嶋 :啓太……今、俺が言ったことをもう忘れたのか?
伊藤 :覚えてます、ちゃんと……なら、俺はこのままでも良いんですか? 中嶋さんを好きなだけ
感じてても……
中嶋 :ああ。
伊藤 :ああ、中嶋さん……中嶋さんっ……はあ、んっ……
62 相手が一番感じるのはどこ?
伊藤 :あっ……ああ……中嶋さ、んっ……
中嶋 :さあ、啓太……どうして欲しい?
伊藤 :あ……キス、して下さい……
中嶋 :こうか……っ……
伊藤 :ん……あ……もっと……ふっ……う、んっ……
中嶋 :……息苦しいなら、ネクタイを緩めてやろう。
伊藤 :はい……ああ、んっ……あっ……
中嶋 :この程度の刺激でも、身を捩るほど感じるのか? ふっ、相変わらず、お前は俺を一番悦
ばす方法を本能的に知っているな。
伊藤 :中嶋、さん……
中嶋 :もうジャケットはいらないだろう?
伊藤 :はい……脱がせて、下さい……
63 エッチのときの相手を一言で言うと?
伊藤 :はあ、んっ……中嶋さん……
中嶋 :何だ?
伊藤 :あの……眼鏡……外しても、良いですか?
中嶋 :ああ。
伊藤 :俺……素顔の中嶋さん、好きです……んっ……
中嶋 :……っ……
伊藤 :あっ……んっ……ふ、あっ……ああ……
中嶋 :ふっ、そうして無邪気に身を寄せながら、お前はこんなにも濡れた瞳で俺を誘う。悪い子
だ。
伊藤 :なら……お仕置きして下さい。
中嶋 :お仕置きを強請るのか? 本当に、悪い子だ。
伊藤 :意地悪しないで、中嶋さん……
中嶋 :先刻、俺は意地悪だとお前も言っていただろう?
伊藤 :でも、本当の中嶋さんは優しいです。俺にはわかります。だって、愛してるから。愛し、てっ
……ああっ……
64 エッチは、はっきり言って好き? 嫌い?
伊藤 :あっ……ああっ……ん、ああっ……
中嶋 :気持ち良さそうだな。
伊藤 :だっ、て……あ、んっ……好き、だから……中嶋、さんっ……
中嶋 :だが、これではお仕置きにならないな。
伊藤 :あっ、嫌っ……やめないでっ……!
中嶋 :啓太、悦ばせてばかりではお仕置きにならないだろう。
伊藤 :中嶋さん、は……嫌い? 俺と、するの……
中嶋 :嫌いなら、こんなことに時間を使うと思うか?
伊藤 :だったら……
中嶋 :だから、お前が質問に巧く答えた分だけ抱いてやる。
伊藤 :あっ、中嶋さん、何をっ……!
65 普段どんなシチュエーションでエッチするの?
中嶋 :まずは手始めだな。今の状況を説明して貰おうか。
伊藤 :これ解いて下さい、中嶋さん、こんなふうにネクタイで俺の手を縛らなくても……!
中嶋 :縛ってはいない。ただ手首に巻いただけだ。その気になれば、自分で簡単に外せる。俺
が痣になる様な真似はしないと良く知っているはずだ。
伊藤 :でも、こんなのは嫌です。
中嶋 :なら、外せば良い。止めはしない。俺は常にお前の意思を尊重しているからな。
伊藤 :……っ……
中嶋 :外さないのか?
伊藤 :……だって……
中嶋 :動きを制限されると、お前は益々敏感になるからな。体育倉庫でもそうだった。内心、期
待しているのだろう? 淫乱な子だ。
伊藤 :そんなこと、なっ……あ、あっ……
66 やってみたいシチュエーションは? (場所、時間、コスチュームなど)
伊藤 :中嶋さんっ……嫌、その手っ……あ、んっ……
中嶋 :何のことだ?
伊藤 :……っ……俺の、足っ……撫でてる……
中嶋 :ああ、服の上からでもお前の肌の熱が伝わってくる……息も少し上がっているな。
伊藤 :だって……ああ……触らない、でっ……中嶋さんっ……
中嶋 :そうして俺を誘っているのか? 本当は、もっと激しくして欲しいのだろう? 俺のこと以
外、何も考えられなくなるまで快楽の海で溺れたいなら、素直にそう言えば良い。いつでも、
お前の望むやり方で抱いてやる。
伊藤 :……なら……俺を望んで、中嶋さん……中嶋さんっ……ああっ……!
67 シャワーはエッチの前? 後?
伊藤 :あっ……やあっ……んっ……ああっ……
中嶋 :脇の線をなぞるだけで背筋が仰け反るほど良いのか? なら、そのまま、横になれ。お前
は妙なところで意地を張るが、我慢が出来ないからな。ときにはシャワーを浴びる間もなく、
俺をベッドに引きずり――……
伊藤 :そんなの、嘘っ……いつ、も……中嶋さんが、俺をっ……ああっ……ん、ああっ……
68 エッチのときの二人の約束ってある?
中嶋 :だが、お前は決まって直ぐキスを強請るだろう? こうして……っ……
伊藤 :あっ……ふっ……んっ……
69 相手以外とエッチしたことはある?
伊藤 :……っ……あ……中嶋、さん……
中嶋 :ふっ、今まで色々な奴を抱いたが、お前の様に無垢な顔で淫らに男を誘う者は初めてだ。
まさに天性の淫乱だな。
伊藤 :……
中嶋 :気になるのか?
伊藤 :いえ……中嶋さんの過去は、中嶋さんのものです。それを経て、今の中嶋さんがいる。違
いますか?
中嶋 :ああ、そうだ。
伊藤 :でも、これからは俺を見て。そして、俺を望んで、中嶋さん……好きです……んっ……あっ
……ふ……
中嶋 :啓太……っ……
70 『心が得られないなら身体だけでも』という考えについて。賛成? 反対?
伊藤 :……好き……中嶋さん……大好き……
中嶋 :ああ、知っている。心を伴わなければ、幾ら身体を重ねても意味がないからな。
伊藤 :あ、ああっ……中嶋、さん……
中嶋 :ふっ、俺を掴んで引き寄せるとは……嬉しくて欲しくなったのか?
伊藤 :違っ……膝、が……当たっ……あ、んっ……
中嶋 :違う? なら、お前は身体だけで心は要らないのか。
伊藤 :そうじゃなっ……ああっ……!
中嶋 :はっきり言わないと俺にはわからない。そう何度も教えたはずだ。
伊藤 :あ……だって……っ……あ、ああっ……
71 相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
中嶋 :全く……手間の掛かる子だ。これでは、俺が幾らお前のことを考えてやっても切りがな
い。俺がいなければ、どうする気だ?
伊藤 :あっ……ああ……
中嶋 :せめて自分の身は自分で守れるくらいにならないとな。たとえば、こうして両手を頭上で拘
束されたら、どうする?
伊藤 :あっ、嫌……中嶋さんっ……
中嶋 :そんな濡れた瞳で口先だけの抵抗をしても相手を煽るだけだ。もっと本気になれ。
伊藤 :……無理、です……だって、中嶋さんだから……
中嶋 :なら、この状況をどう切り抜ける?
伊藤 :そのときは……中嶋さんが、俺を護って下さい。そして、俺が中嶋さんを護ります……必
ず。
中嶋 :俺にお前の助けが要ると思うか?
伊藤 :はい、中嶋さんの心を護れるのは俺だけです。だから、俺を護って……
中嶋 :……言われなくとも、最初からそのつもりだ。お前は俺のものだからな。躾と管理には充
分、気をつけている。
伊藤 :ふふっ。
中嶋 :何がおかしい?
伊藤 :いえ、ただ中嶋さんらしい物言いだと思って。やっぱり可愛いです。
中嶋 :……啓太、少し和んでしまったが、今はお仕置き中だったな。
伊藤 :あっ……
72 エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
伊藤 :やめっ……ああ、んっ……あっ……中嶋さんっ……
中嶋 :かなり窮屈そうだな。このまま、ずっと膝で嬲っていても面白そうだ。
伊藤 :そんなの、やだあ……ああっ、もう動かさなっ……あっ、駄目っ……ああっ……!
中嶋 :だが、腰が揺れている。そんなに気持ち良いのか?
伊藤 :ん、ああっ……脱がせ、てっ……あっ、お願いっ……
中嶋 :はあ……仕方ない。
伊藤 :あ……はあ、んっ……ふっ……あっ……
中嶋 :こんなに明るい部屋で、身に付けているのは手首のネクタイとシャツだけとはな……いや
らしい子だ。
伊藤 :嫌っ……言わない、でっ……っ……ああっ……
中嶋 :ふっ、涙を浮かべるほど嬉しいのか? お前は羞恥心を煽られると、より敏感になるから
な。内心では期待しているのだろう?
伊藤 :そんなこと、なっ……あっ……ああっ、中嶋さんっ……!
73 親友が『今夜だけ、寂しいから……』とエッチを求めてきました。どうする?
中嶋 :脚を広げろ、啓太。
伊藤 :……っ……でも……
中嶋 :俺の言うことが聞けないのか?
伊藤 :ああ、んっ……っ……はい……
中嶋 :その足を背もたれに掛けろ。そうすれば、お前の総てが包み隠さず見える。そう……良い
子だ。
伊藤 :……っ……やだあ、こんな格好っ……
中嶋 :だが、嫌がっているわりに、お前は先刻よりも反応している。こんな姿を過保護な遠藤が
見たら何と言うだろうな。
伊藤 :和、希……?
中嶋 :尤も、見せてやる気はないがな……っ……
伊藤 :ふっ……あっ……ああっ……中嶋、さんっ……
中嶋 :……っ……こんなに淫乱では奴が寂しいと求めてきたら、お前は喜んで抱かれるだろう
な。
伊藤 :あ……そんな、こと……ない……
中嶋 :どうかな。
伊藤 :俺……少しわかった、から……和希じゃ、駄目……
中嶋 :……
伊藤 :中嶋さんが、良い……中嶋さんだけ……他の人は嫌です、中嶋さんっ……
中嶋 :当然だ。お前は俺のものだからな。
伊藤 :はい……ん、ああっ……ああ……
74 自分はエッチが巧いと思う?
伊藤 :……っ……ふ、あっ……んっ……ああっ……!
中嶋 :ふっ、軽く触れただけで直ぐ俺の指を中へ取り込んだな。そんなに待ち侘びていたのか?
こんなにいやらしい音を響かせて……
伊藤 :あっ……ああっ……
中嶋 :俺の指に熱く絡まり……
伊藤 :ああ、んっ……あっ……
中嶋 :締めつける。
伊藤 :やあっ、中嶋さんっ……!
中嶋 :淫乱な子だ。
伊藤 :あ、あっ……違っ……中嶋、さんが……巧い、からっ……あ、あっ……
75 相手はエッチが巧い?
伊藤 :あっ……中嶋さんっ……中嶋、さんっ……俺っ、もうっ……!
中嶋 :もう……何だ?
伊藤 :ああっ……っ……ほ、欲しいっ……
中嶋 :それでは不充分だな。
伊藤 :あっ、やだあっ……ああっ……中嶋さ、んっ……!
中嶋 :何だ?
伊藤 :ふっ……あ……中嶋、さんがっ……欲し、いっ……あ、ああっ……!
中嶋 :きちんとお願い出来るとは巧くなったな、啓太。
伊藤 :う、んっ……中嶋さ、んっ……だからっ、早くっ……!
中嶋 :ああ、力を抜け。
伊藤 :ん、ああっ……っ……は、ああっ……!
中嶋 :……っ……
伊藤 :ああっ……あっ……中嶋さ、んっ……好きっ……ああっ……
中嶋 :……啓太……
伊藤 :中嶋、さんっ……
2009.5.29
生徒会室のソファは
この二人以外に使う人はいなさそうです。
いっそ、ベッドにした方が良いです。
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