冷たい身体 1

 主がゲームクリア直後から考えていた話です。これを書いていて、初めて主は甘党だと自覚しました。でも、私は最初から知っていました。なぜなら、主はいつも私のことを『ハニー』と呼び、成瀬さん並の愛情表現で一日に二十回は『愛しているよ、ハニー』とか『可愛いハニー』とか言うのです。私としては……ちょっと煩いかも。

朋子の野望

 主が最初に書き上げた話です。ゲーム中では名前だけですが、彼女がいなければ、総ての切っ掛けとなる和希との出逢いも起こり得ない訳ですから、Ala carteのトップを捧げました。

和希の執着

 主が、かず兄の視点を思いのまま膨らませた末に出来た話です。丁度、世間は議員宿舎問題が花盛りでしたので、ちょっと取り入れたりもしています。書き終えてから、時間設定に問題があることに気づきましたが、手直しすると、全体の構成が崩れてしまうので諦めました。

不眠 In N's case

 主が初めて書いた中啓の話です。中嶋さんに一目惚れしたわりに、展開には苦労しました。ここでの主題は『愛している』と言えない中嶋さんです。主の中の中嶋さんはS属性のわりに、内面は硝子の様に脆い人です。束縛は不安の裏返し、狡猾なのは臆病であるが故。啓太を得たことで、それを自覚してしまい、揺れています。月に向かって一人静かに憂う中嶋さん……好きです。

不眠 In K's case

 主がN'sの対となるべく作った話です。主題は『愛している』としか言えない啓太です。啓太の純真でしなやかな精神は誰よりも皆を惹きつける煌きがあります。当人はそれに無自覚なので、中嶋さんに見合うべく努力を重ね、想いを伝えようともがいています。多少、M属性かもしれませんが、中嶋さんの総てを受け入れてしまう強さはさすがです。

篠宮の憂鬱

 主が寮生活を想像して書いた話です。本来の筋書きでは、天然の篠宮さんが美味しいところを総て持っていってしまい、最後に皆から文句を言われるはずでした。しかし、西園寺さんと七条さんがモップを持ってしまった辺りから、展開が変わってきてしまいました。何とか巧く纏まって良かったです。

冷たい身体 2

 主が展開は決まっていたわりに手こずった話です。和希が啓太に『ずっと一緒にいる』と言っている様に、和啓の概念は『永遠』です。既に最後までの大まかな流れは決まっています。しかし、シリアスなのにどこか甘い展開……主、やっぱり貴方はNHK以下です。

熱中症

 主が私に言った言葉から出来た話です。ある日、私が暑さにうだって伸びていると、主がベタ~と身体をくっつけてきて『プリリン、可愛い~』と囁きました。本来、私の名は『Grace』ですが、可愛いのPrettyから『プリリン』と呼ばれることもあります。私が『暑いよ~』と身を捩ると、主が『あ~ん、プリリンが私の愛で熱中症になっちゃう』と口走り、その瞬間、閃きました。私的には、とっても迷惑でした。

オペラの夕べ

 主がパバロッティ死去の失意の中、思いついた話です。初のコメディ&啓太総受作品になりました。シナリオ仕立てにしたのは緊急に書き下ろしたためです。各オペラを掻い摘んでいますが、大まかな筋はわかると思います。彼のイタリア的で華やかな歌声は本当に素晴らしいものでした。ここに謹んで哀悼の意を表します……

月の輝く夜に

 主が、ある状況を描きたくて書いた話です。しかし、主的なツボは押し倒された啓太の言葉『良いよ。どこでも……』です。お酒は二十になってからですが、濁りワイン……結構、美味しいです。主は一人でデカンター全部、飲んだことがあります。あっ、私が生まれる前の話ですけど。

名月

 主が上記の対として作った中啓sideの話です。中嶋編の扉絵をイメージして書きました。和啓と中啓は平行世界状態で、総て逆になっています。たとえば、和啓は月を受け入れ、中啓は閉め出しています。和希は何度も『啓太』と言うのに、中嶋さんは殆ど口にしません。でも、糖度はあまり違わないかも……

冷たい身体 3

 主が半分ボツにした話です。生徒会室に啓太の聞き取り調査にきた研究所員との会話があったのですが、無駄に長く、読んでも面白くないので削除しました。和希をどう扱うかも悩みました。ヘタレでも、あまり惰弱にはしたくないので。問題は王様達です。勝手に動いてしまったから、これからどうしよう……

ノック

 主が、ある曲を聞いたときに思いついた話です。和啓に対して、中啓の概念は『刹那』です。中嶋さんの言葉に総てが集約されています。主の趣味のクラッシックの豆知識も入っているので、興味のある方は聴いてみて下さい。ちなみに、二回ノックは西園寺さんも言っていますが、本当に失礼です。最低、三回は叩きましょう。

Graceと秘密の小部屋

 主が私の秘密の小部屋を某作品に準えて呼んでいることから出来た話です。私のは押入れの奥にあるダンボール箱です。私はベタベタされたり、抱っこされるのが嫌なので、落ち着きたいときはそこへ行きます。主は『ハニーがまた引き籠もっちゃった』と嘆きますが、猫ってそういう生き物なんです。

冷たい身体 4

 主が石塚さんへの危険な妄想に目醒めてしまった話です。お陰で、石塚さんの部分が大幅に増強され、本来は後半に書いた部分が次の『冷たい身体 5』の前半にずれ込んでしまいました。あのどことなく影の薄い苦労性的な顔はまさに迷える子羊です。大聖堂で跪く姿が頭に浮かんで離れません。そのうちに書くと思います。タイトルは、やはり……

響きの良い言葉

 主が実践していることを題材に書いた話です。かなりお馬鹿なことをしている自覚はあります。しかし、これは心の平安のために、絶対、譲れない一線なのです!これ以上は、もう何も語ることはありません……

Short short story 1

 主が数時間で書き上げた話です。本編中では語れなかった部分を補足したい意味もありましたが、コメディとしてはなかなかの出来ではと自負してます。ちなみに、『続 響きの良い言葉』で語られていることは、上記同様に事実です。それと、私の性格も……!

冷たい身体 5

 主が挿入的に作った話です。『冷たい身体 4』の処に書いた様に王様達の部分が食い込んでしまったので、少し補強しました。西園寺さんばかり話していますが、王様達も自分なりにある程度の状況は把握している様に気をつけたつもりです。皆さん、お馬鹿ではありませんから。

石塚の苦悩

 主がひたすら妄想のみを追求した話です。愛と憎しみの狭間で、どちらにも傾くことの出来ない天秤の様な心がツボでした。懺悔ver.も考えたのですが、やはり祭壇の前で跪く姿が忘れられません。裏設定として、黄昏どきの大聖堂となっています。だから、あの鐘は夕方を告げる音です。

トノサマの休日

 主が深く考えずに書き始めた話です。当初はBD予告とするつもりでしたが、時期的に相手が固定されるのは不公平な気がして、途中で啓太についての考察に変えてしまいました。猫の性格には多分に私が反映されています。ちなみに、主からは『癒し系』ならぬ『切な系』と言われています。

ときめき

 主が食事中に満開の金木犀を見て思いついた話です。この作品は予告直前まで表題が決まらず、いっそ金木犀にしようかと花言葉のサイトを覗いたとき、偶然、『初恋』を見つけました。これはあまり一般的ではない様ですが、最後の一文としてイメージが合うので使用することにしました。

冷たい身体 6

 主がUP直前まで推敲を重ねた話です。一連の出来事を捉える際、啓太sideと和希sideは裏と表の関係になります。そこで矛盾が生じない様に先の展開と見比べながら、何度も手直ししました。一つのものを二方向から見る。『事象と認識』は主の好む主題の一つです。

紅葉狩り

 主が紅葉伝説から着想を得た話です。当初は中啓編になる予定でした。しかし、表や裏で悩むのは和希に通じるものが多くて変更してしまいました。

無邪気な恋人

 主がTVを見ていて閃いた話です。最後のコメントで、さり気なく主の居住地を告白しています。私は横浜生まれですが、主の友人の犬小屋に捨てられていたのを主が引き取って育ててくれました。『あの頃は大人しい猫だと思っていたのに』と今でも言われます。

冷たい身体 7

 主が己が趣味を自覚した話です。以前より、その気はあるかなと思っていたのですが、これを書いて、漸く開眼しました。はっきり言って、ヘタレな攻が好きです!表面は完璧を装っていても、内面には脆さを秘めていて誰かの支えを必要としている。しかし、自分ではそれを認められず、ときに暴走してしまう人に激しくそそられます。今までのコラムを読んでみても、その片鱗がチラホラ、チラホラ……

素敵な贈り物

 主が大人和希を目指して書いた話です。和希の趣味は編み物ですが、主は刺繍です。特に凹んだときは鬱々と刺繍をしたくなります。お陰で、テーブルセンターや暖簾などが出来ましたが、家族からは『怨陽師』と揶揄されます。せめて『晴明ちゃん』と呼んで!

二択

 主がひたすら甘さを追及した話です。普段からそうですが、やはりイベントのときは甘く幸せをモットーにしています。私も毎年、主から猫草のクリスマス・プレゼントを貰います。あれは柔らかくて美味しいから、直ぐ食べてしまいます。今年も、そろそろかな~

陶酔

 主が新聞から発想を得た話です。本来、たまご酒は日本酒で作りますが、違う酒を使ってみるのも一興です。但し、ここで紹介した作り方はアルコール分がかなり高いので、酔わない程度に飲みましょう。

曙光 序

 主が作品の位置づけに困った話です。最初は単品として書き上げましたが、内容が『不眠』と少し重なるので中啓長編の序として組み込むことにしました。『曙光』には裏設定……というよりは展開の関係上、時期が初夏から夏になっています。そして、中嶋さんにあの言葉を言わせる予定です。

冷たい身体 8

 主が悩みつつも書き上げた話です。細部を詰めていくと想定した展開とずれることがありますが、ここで登場した和希パパはその最たる人です。当初の予定には存在しませんでした。ヘタレな和希を動かす外圧として、勝手に本社からやってきました。王様達といい、どうしてこうも動いてしまうんでしょうか。まあ、別に良いけれど……

その蒼に魅せられて

 主が暮れにやってしまった人生ワースト五入り確定の大ポカを元にした話です。まさか前日に終わっていたなんて……! 二日は凹みました。あまりに悔しかったので、代わりに和希と啓太に行って貰いました。秋に来日するフェルメールは必ず見てやる~っ!!

曙光 1

 主がUPの時期を逸して、長く寝かせていた話です。草稿を書き上げたのは実は序編よりも先で、サイトオープン頃にまで遡ります。やはり大まかな展開は既に決まっています。しかし、長編になると、啓太にトラブル発生するのはどうして。ちなみに、太陽を直視しなくても水面の反射光は意外と強いので、海辺で黄昏る際は紫外線対策としてサングラスなどを着用しましょう。

冷たい身体 9

 主が繋ぎに苦心した話です。元々想定していなかった和希パパを納得させるため、次章との間を何度も往復しました。今にして思えば、これを和希が一人で解明するという当初の展開は無理があったかもしれません。それにしても、プロテイン構造の解説といった専門分野的内容もここまで丸くなると本当にファンタジーです。まあ、甘党の主が目指すシリアスですから……

Short short story 2

 主がさっくり書いた話です。SSSは本編に取り組んでいるとき、既に流れが出来ている場合が多いので早く仕上がりますが、『続 二択』は珍しく難しかったです。バカップル路線の和啓と違い、中啓は真面目にコメディしているので。

曙光 2

 主が和希の暴走を意識し始めた話です。これは中啓編なので、本来、和希は脇に甘んじるはずでした。しかし、長らく沈黙を保ってきた憂さを晴らす様に出張っています。ここでは和啓編の甘くヘタレなのとは一味違う、少し黒くて大人な和希をお楽しみ下さい。

冷たい身体 10

 主が些細なことで色々と困った話です。一つ目は啓太の体重でした。持っていた資料には書いてなかったので、仕方なく50数kgとしました。もう一つ……これは以前からの問題でもありましたが、和希パパの名前です。勝手につけるのは抵抗があるので、結局、最後まで男のままで押し通してしまいました。誰か知っていたら教えて下さい。

春にして君を待つ

 主が、初めに表題ありき、で作った話です。近所の教会の日曜礼拝の掲示板から拝借しました。しかし、これでコメディを書こうとは些か無謀でした。書いていて、あまりの甘さに眩暈がしました。結果的に和希の度量の広さが表せて良かったけれど……

曙光 3

 主が、どうしても流れを変えられなかった話です。書いていると勝手にNHKを越えようとするので、何度も手を止め、頭の切り替えを試みました……が、無理でした。お陰で、当サイトで最もAdultな展開になってしまいました。

冷たい身体 11

 主が楽しく書いた話です。ずっとシリアスな展開が続いていたので、皆が勝手に明るく盛り上がってしまいました。しかも、草稿段階では啓太の両親のことを完全に忘れていました。推敲している最中に思い出せて良かったです。

幸運の使い方

 主が再びコメディを目指した話です。しかし、半分は和啓編における中嶋さんのあり様に重点が置かれています。一応、片想い未満のつもりです。和啓編と中啓編は平行世界なので、啓太以外は性格や互いへの想いなどが異なっています。これで漸く出揃いました。

曙光 4

 主が中啓編における和希を意識して書いた話です。和啓編ではバランス良く纏まっている啓太への想いが、ここでの和希は啓太との出逢いが早過ぎたため、かず兄としての想いに特化しています。つまり、かず兄モード全開です。善悪の別なく、自分の価値観のみで突っ走る……ああ、こういう人が好き~

冷たい身体 12

 主が大甘を目指して書いた話です。殆ど気分はハーレクイン・ロマンスでした。しかも、今まで控えめ、もしくは叙情的表現に留めていたのを解放したので、とても恥ずかしかったです。しかし、取り敢えず……やった~っ!!

稲妻

 主が実際に受け取った迷惑メールを見て閃いた話です。中啓編で漸くコメディらしい作品になりました。ちなみに、最初は主も啓太と同じ言葉しか思いつきませんでした。少し頭の体操になりました。

曙光 5

 主が和希に動力を託す決心をした話です。啓太は全く動けず、中嶋さんは展開を引っ張ってくれないので、とうとう諦めることにしました。そして、またさり気なく石塚さんに萌えています。

夢の続き

 主が趣味的状況を幾つも重ね合わせた話です。裏設定としての時間軸を表に出したのは、続編への序奏を兼ねることにしたからです。お陰で、良い感じに仕上がりました。

春風

 主が一休宗純の残した言葉『秋風一夜百千年』を題材に、春風に置き換えて書いた話です。元の意味は、秋風の中、貴方と共にいるこの一夜は百年にも千年の歳月にも値する、ということです。花を散らしたのは、上記同様に趣味です。

この日に懸けて

 主が和希の言葉に散々悩まされた話です。総てを持っている和希を敢えて何もない状況に置いたにしては告白が平凡な気がしますが、あまり技巧的なのもどうかと思い、結局、素直に想いを語らせました。

薔薇

 主が花言葉を見て閃いた話です。これには裏設定があり、ピンクの薔薇は買ったものではありません。さり気なく本編中に匂わせていますが、学園内の温室に咲いていたのを貰ってきました。それを中嶋さんが自分で棘を取って、啓太の部屋に置いています。その全く飾り気のないところに密かに萌えていました。

曙光 6

 主が心のままに和希を黒くした話です。当初はここまでするつもりはありませんでしたが、中嶋さんがあまりに鬱々としているので和希の歯止めが利かなくなってしまいました。お陰で、密かに萌えている石塚さんまで引きずられてしまいました。

風花

 主が情景描写に拘った話です。初の献呈作品になりました。『春風』の対として、白居易の詩『寄殷協律』の一句『雪月花時最憶君』を題材に書いています。この意味は、雪・月・花を見るときに最も君を想う、ということです。

Short short story 3

 主がサクサクと書いた話です。しかし、『続 この日に懸けて』は啓太の性格があまりにかけ離れてしまい、草稿をボツにしました。啓太はまだ子供と大人の過渡期の年齢なので、やはり言より実利です。そうでないと、和希以上に主が困るかも……?

奇跡の実

 主が策士・王様を意識して書いた話です。コメディアンになりつつある王様に、その頭脳を遺憾なく発揮して貰おうとして七条さんも動かし易いことに気がつきました。今後の活躍に期待です。

波紋

 主が寝かせ過ぎてしまった話です。本来は風が吹けば桶屋が儲かる的な展開でした。しかし、季節ネタなどを割り込ませている内に秋という設定時期と合わなくなってしまいました。そこで、『Side of 中嶋』の内容を大幅に変更しました。二人の関係はこういうのが良いな~

曙光 7

 主が王様の言葉遣いに悩んだ話です。丁寧だと違和感があり、あまりに気さくだと粗雑過ぎる気がして加減が難しかったです。しかし、一番の問題点はバイクでした。エンジンのかけ方がわかりません……

瞳の中の緑

 主が五月雨に誰かを濡らしたかった話です。また、少し意味が違いますが、『夜目、遠目、傘の内』が副題になっています。しかし、王様の言う『粋』は私には理解出来ません。だって、猫だも~ん。

今夜は二人で

 主がロゼ・シャンパーニュを見て思いついた話です。そして、書き終えてから啓太が未成年だということを思い出しました。お酒は二十になってから……わかっています。しかし、今までも使っているので、もう開き直りました。

幻想

 主が『お仕置き後の啓太を愛でる中嶋さん』というリクエストを受けて書いた話です。この際、愛は惜しみなく、と思って艶っぽい情景描写から僅かに踏み出してみました。でも、まだそれ以上の勇気がなくて……

曙光 8

 主が中嶋さんと王様が争う描写に拘った話です。暴力反対なので当て身を入れることは避け、肘を落とすだけにしました。しかし、昔取った杵柄で格闘描写は楽しいです。ただ、空手と柔道の有段者が本気でやり合ったら収拾がつかなくなるかも。

滝の策略

 主がアメリカ大統領選における民主党候補の指名争い演説の記事を読んで思いついた話です。しかし、今回は展開よりも言葉の壁が大きな問題でした。関西弁って良くわかりません……

曙光 9

 主が報われない愛に萌えた話です。和希は啓太を神格化してしまい、心で愛しつつも身体を求められない矛盾を抱えた存在です。お陰で、少し切なくなってしまいました。そして、啓太は和希と中嶋さんのどちらをも好きになる可能性があったので、まだ二人への想いを混同しています。全く……中嶋さんが啓太にはっきり言わないから……

夜の嵐

 主がドイツ・リートを語りたかった話です。しかし、この表題には苦労しました。丁度良いのが浮かばず、三回は書き替えて漸くこれに落ち着きました。原詩はかなり抜粋していますが、展開は追えると思います。四分ほどの歌曲なので、興味のある方は聞いて見て下さい。

曙光 10

 主が王様に感謝した話です。展開が巧く纏まらなかったのですが、王様がサクサクと決めてくれました。やれば出来る男です、王様は。お陰で、楽しく書くことが出来ました。中嶋さんより目立っているのは気のせいです、多分。

曙光 11

 主が想定していなかった展開になった話です。草稿では対決姿勢が強く出ていましたが、推敲を重ねるにつれて和解へ転じました。鬱々とした中嶋さんの背中を最後に一押しするとは、やはり和希は大人です。

曙光 12

 主が中嶋さんに勝手に告白された話です。当初はもっと甘い展開にするつもりでしたが、中嶋さんが啓太を泣かせてしまいました。啓太も中嶋さんの声だけで満足してるし……この二人は全く言うことを聞いてくれません。

曙光 跋

 主が最も苦心した話です。途中で放置していたせいもありますが、草稿が出来るまで約五ヶ月を要しました。推敲の期間も合算すると、更に長くなります。中嶋さんに甘いキスをさせるのがこんなにも難しいとは思いませんでした。取り敢えず……無事に終わって良かった。

幸せな時間

 主が終に勇気ある一歩を踏み出した話です。草稿ではもう少し踏み込んだ描写でしたが、長くなり過ぎたので推敲の際に削除して内観を補強しました。それだけというのは、やはり恥ずかしくて……

甘い香りに癒されて

 主がコーヒーを飲んでいて閃いた話です。変わったコーヒーの飲み方ですが、結構、美味しいです。また、哲学ネタには少し季節が早いですが、サルトルの言葉『人間は自由の刑に処されている』が副題になっています。

永遠の愛 1

 主が悩みつつも楽しく書いた話です。『冷たい身体』のときはまだ少し漠然としていましたが、煮詰めたお陰で、理論武装も良い感じになりました。でも、啓太が益々人間でなくなる気がしない訳でもないかも……

恍惚

 主が『お酒ネタで、丹羽親子と中嶋さんが翻弄されるコメディ』というリクエストを受けて書いた話です。ほろ酔い啓太が無意識に発散する色香と可愛いらしさを盛り込みました。しかし、深酔いしたら……

永遠の愛 2

 主が推理小説家の気分で書いた話です。殆どの伏線は前作に張ってあるので、それと整合する様に新たな展開を盛り込みました。しかし、学園内の配置は資料になかったので勝手にサーバー棟は校舎の反対側、研究所は校舎の裏手に位置していることにしました。

Short short story 4

 主がSSSにしては少し悩んだ話です。今回は艶っぽい展開が多く、表現が被らない様に気を使いました。それにしても、『続 波紋』は書いたのが約一年前……漸くUP出来ました。

永遠の愛 3

 主が啓太に同情した話です。幾ら今作の和希は黒いとは言っても、あれは……ね。しかし、実はこれが主の初描写です。和希の内観を中心にして、艶を完全に排除しました。その方が啓太の哀しみが伝わる気がして……

啓太の誘惑 和希ver.

 主が『The Garden』に寄せたコメントが忘れられなくて書いた話です。深酔い啓太の可愛く、妖しく誘い受けを目指しました。お陰で、和希がヘタレですが、Adultな艶で少し頑張って貰いました。

永遠の愛 4

 主がモンスター・ハズバンドを念頭に書いた話です。流血タラタラは苦手と言いつつ、なぜか長編に血はつきものです。少し和希らしくない描写がありますが、緑の瞳の怪物のすることですから……

啓太の誘惑 中嶋ver.

 主が再び『The Garden』のコメントから書き上げた話です。深酔い啓太の可愛い淫乱を目指しましたが、そうしたら、中嶋さんが殆ど動いてくれませんでした。もっとAdultな展開を期待していたのに……

永遠の愛 5

 主が展開を躊躇った話です。あまりファンタジー度が増さない様に気をつけていますが、どうしてもこの流れを変えることが出来ませんでした。ああ、終に啓太が人間を超越してしまいました……

啓太の誘惑 啓太ver.

 主が皆の告白を書きたくて出来た話です。石塚さんEDにしようかとも悩みましたが、結局、ほぼ総受けにしました。やはり石塚さんは報われない想いに苦悩する姿が似合います。ほろ苦い大人の恋です。だから、最後に少しだけひいきしてしまいました。

永遠の愛 6

 主が久しぶりに勉強した話です。お陰で、推敲も展開より独作文を間違えていないかが中心でした。多分、これで正しいはずです……が、英・独文を全角英数字にしてしまったので特殊文字だけ半角になってしまいました。今更、もう遅いですが……

幸運

 主が設定が多くて苦心した話です。短編で初の続編になりました。草稿では野球部員に取り囲まれる啓太に中嶋さんが駆け寄る場面がありました。そこを削除して、二人の世界に暫く浸って貰いました。これでかなり甘くなりました。

永遠の愛 7

 主が加賀見の黒さに萌えた話です。今作では石塚さんより目立っています。ただ……なぜか呼び捨てです。加賀見が啓太の手首を捉える動きは突き小手返しを意識しています。加賀見は本気で極めていませんが、骨折しても構わないという考えが裏にあるので、啓太はかなり痛かったはずです。

誤認

 主が啓太可愛さで書いた話です。和希や中嶋さんとは違う、啓太の魅力を考えてみました。展開には殆ど苦労しなかったのですが、表題はUP直前まで悩みました。また、中啓では初めて長編の前振り的な内容になりました。

番外編 はむはむヘヴン 中嶋さんハムBD編

 主が発作的にハムが書きたくなって出来た話です。数時間で書き上げ、二日後にはUPという怒濤のごとき荒業でした。カントの墓碑銘『強い感嘆と崇敬の念をもって心を満たすものが二つある。我が上なる星空と、我が内なる道徳律』を題材にしました。

永遠の愛 8

 主が和希をヘタレにしない様に気をつけた話です。和希に内省させると海よりも深く凹みそうですが、加賀見が引っ張ってくれました。王様達も、これで漸く役目を果せました。

誘う瞳

 主が表題に苦心した話です。草稿が先に出来てしまったので、後から瞳の描写を増やしました。そして、内観を少し抑え、艶を目指しました。

永遠の愛 9

 主が推敲する度に長くなってしまった話です。お陰で、最初は象徴的な意味合いだったもう一人の啓太に、光が内包する闇という存在理由が加わりました。

番外編 はむはむヘヴン クリスマス編(和啓ver.)

 主が勢いづいて書いてしまった話です。学園島のどこかの森の奥で和希ハムと啓太ハムは、ほのぼの甘い生活を送っています。気分はまさに新婚さんです。

饗宴

 主がプラトンの著書から連想した話です。中嶋さんを愛でる啓太を書くつもりでしたが、気がつけば、啓太の色香に迷っていました。恐るべし、啓太……!

番外編 はむはむヘヴン クリスマス編(中啓ver.)

 主が可愛い啓太ハムを書きたかった話です。中嶋さんハムはそんな啓太ハムに手を焼きながらも密かな幸せを感じています。啓太ハムも中嶋さんハムに甘えているし、やはり気分は新婚さんです。

永遠の愛 10

 主が気分良く書いた話です。全体的に七条さんが目立っている気がしたので、推敲で中嶋さんの部分を追加しました。加賀見と勝負させようとも思いましたが、そうすると予定内に収まらないので諦めました。折角の格闘描写でしたが……

扉 序

 主が慌てて書き上げた話です。当初、予定していたものが使えなくなったので、本編で使おうと思っていた部分を独立させました。案外、良い展開になって良かったです。

コーヒー

 主が新聞記事を読んで思いついた話です。表題を漢字にするか悩みましたが、カタカナ表記を使っているので統一することにしました。

永遠の愛 11

 主が予想を色々と裏切られた話です。啓太が意外に頑固で、ここで決着をつけるつもりだったのが拗れてしまいました。しかし、最も想定外だったのは表題です。当初は、こんな意味で使うとは思ってもいませんでした。短編に同じ言葉が入っていたので、UP直前に似た様な意味のものに変更しました。まあ、今にして思えば、それが幸いした気もしますが。

扉 1

 主が表題に散々悩んだ話です。実は『誤認』よりも先に書き上げました。展開自体は悩まなかったのですが、啓太が気絶すると『冷たい身体』と状況が同じことに気がつきました。そこで、推敲の際に最後を少し手直ししました。

永遠の愛 12

 主が最後の一文に悩んだ話です。お陰で、UP直前まで草稿が完成しませんでした。しかも、推敲の度に長くなり、省略するのが大変でした。それでも、何とか完結出来て良かったです。

扉 2

 主が和希と中嶋さんの違いを書きたかった話です。中嶋さんはそれを自覚することで、漸く和希と対等になれます。ああ、ここまで愛されている啓太は本当に幸せ者です。

余香

 主が後半から展開を組み上げた話です。七条さんの部分が纏まらなかったのですが、新聞でバウムクーヘンの記事を読み、結びつけたら良い感じに仕上がりました。

報われない想い

 主が長編に収められなかった後日談を書いた話です。知人の黒ラヴがエサの米袋から離れず、じっと番をしている姿から連想しました。啓太はまだ色気より食い気……苺への執着は暫く続きそうです。

番外編 はむはむヘヴン ヴァレンタイン編(和啓ver.)

 主が二人に手作りチョコを交換させたかった話です。作っている最中から互いのチョコが気になっていた二人は仕上がる前に勝手に味見をしてしまいました。可愛いラッピングをさせたかったのに……

永遠の愛 納

 主が納得がいかなくてUPし直した話です。『永遠の愛 12』から後日談を分割して補筆しました。これで漸く読み易くなりました。

扉 3

 主が『序』として書き上げた話です。初の子供啓太の視点です。しかし、啓太の性格形成に大きな影響を与えた出来事だけに、予想外に長くなってしまいました。そのため、章の一つに変更しました。

番外編 はむはむヘヴン ヴァレンタイン編(中啓ver.)

 主がハムにしては悩んだ話です。最初は別の展開でしたが、やはりハムだからこそ出来るものにしたくて、それを総て削除して改めて書き直しました。

月蝕

 主がある曲と世界観を重ね合わせて書いた話です。これには裏設定があり、この病院は『曙光』のときと同じです。ただ、今回は普通の個室です。やはり捻挫で特別室は使えません。

扉 4

 主が後半に手を焼いた話です。三度ほど書き直して、漸く落ち着きました。中啓は和啓と違ってあまり謎がないので伏線は少ないです。その分、話の展開がパターン化しない様に気を使います。

Short short story 5

 主が少し苦戦した話です。その後の展開が艶っぽいのが多く、コメディに仕立てるのが難しかったです。ああ、何かSSSの本分が失われつつある今日この頃です。

扉 5

 主が七啓に雪崩れ込みそうな展開を必死に抑えた話です。何とか堪えられたのはシェークスピアのお陰ですが、そのために推敲する度に和希の内観が増えてしまいました。この辺りは完全に主の趣味です。

夜のしじまに乱れ咲く

 主が微細描写による艶をひたすら追求した話です。また、『幸せな時間』の和希視点に対応する啓太視点の内観を織り込みました。ああ、まさに愛でられてこその花です。

扉 6

 主が補足的に書いた話です。『曙光』の流れを引き継いでいるので、それをより明確にしました。多少、重複する部分がありますが、裏設定の属性も表に出して読み易くしました。

夜想曲

 主が理性と激しく戦って書いた話です。あまりの恥ずかしさに何度も現実逃避しました。さすがは中嶋さん……艶担当は伊達ではありません。お陰で、一つ成長しました。

扉 7

 主がオリ・キャラを出そうか迷った話です。結局、名前のない彼になりましたが、密かな裏設定まであります。それとなく匂わせている通り、ポチは元々彼の馬です。不調なときに功を焦って事故に遭い、もう趣味としての乗馬しか出来ません。だから、生徒会に対して懐疑的です。しかし、今までは辛うじて中立を保ってきました。今後、陰でこっそり活躍してくれる存在になりそうです。

小さな願い

 主がツヤツヤけ~たん観賞会のコメントに触発されて書いた話です。最後が纏まらなくて困りましたが、二人が勝手に流れを決めてくれました。

番外編 はむはむヘヴン 啓太ハムBD編(和啓ver.)

 主がSusan Boyleの『I dreamed a dream』を聞いて書いた話です。小さなハムでも互いを想う心は壮大で力強く、まさに彼女の歌声の様です。しかし、見方によっては単なる惚気かも……

人と生まれて恋に落ち

 主がミモザアカシアの花言葉から連想した話です。決して重なり合わない二人の想いを花言葉に託しました。ああ、本当に切ない大人の片想いが良く似合う石塚さんです。

沈黙

 主がツヤツヤけ~たん観賞会のコメントを取り入れて書いた話です。中盤に手こずりました。自然にあの体勢になる過程が思いつかず、UP当日に漸く出来上がりました。

苺の美味しい食べ方

 主が思いつくままに書いた話です。最後のオチをどうつけるか悩んでいる内に意外と長くなってしまいました。石塚さんが密かに目立っているのは趣味です。

番外編 はむはむヘヴン 啓太ハムBD編(中啓ver.)

 主があっさりと書いた話です。和啓ver.では伝え切れなかった部分を少し掘り下げています。小さなハムでも相手を想う心は同じです。

Graceと謎の手紙 1

 主がゲームのおさらいの気持ちで始めたら意外に大変で驚いた話です。個々の質問はそうでなくても、百もあると結構、展開に苦労します。

Graceと謎の手紙 2

 主が前半があまりに長いので分割して出来た話です。しかも、勝手に二人が盛り上がってしまいました。前半はあそこまでするつもりはなかったのに……

Graceと謎の手紙 3

 主が羞恥心を一つ失った話です。会話形式で艶々した展開は初めてでしたが、ある意味、普通より恥ずかしかったです。和希の新たな一面を見た気がしました。

Graceと謎の手紙 4

 主がゲーム設定と齟齬が生じて困った話です。啓太の誕生日を皆で祝っているので、和希と恋に落ちたのは十五歳ということになります。それを誤魔化すために年齢を曖昧にさせました。

手紙 1

 主が中嶋さんの会話に苦労した話です。思えば、ここまで中嶋さんが話したことはありませんでした。啓太といると、意外と饒舌になるのかもしれません。

手紙 2

 主が中嶋さんも甘党だと再認識した話です。啓太に可愛く泣かれて縋りつかれたら、誰でも甘くなってしまうことが良くわかりました。さすが啓太……魔性の子です。

手紙 3

 主が中嶋さんの凄さを再認識した話です。艶々な展開を、まさかあそこまで引っ張るとは……今までの展開が本当に温く感じられました。

手紙 4

 主が展開を書けなくて困った話です。『扉』が完結したときに違和感がない様に少し曖昧にして、『曙光』との整合性に重点を置きました。

情念を司るもの

 主が艶よりも内観に重きを置いた話です。和希の腕の中で自分を見つめる啓太と、ひたすら啓太を求める和希。それが二人の違いであり、それぞれの強さへと結びつきます。でも、ヘタレな攻めが好きです。

番外編 はむはむヘヴン 和希ハムBD編

 主が少し切ない気分で書いた話です。ハムの世界で金平糖は貴重品になってしまいました、星と同じ価値があるので。

不満

 主が勘違い啓太を書きたかった話です。甘いお仕置きの部分は『曙光』の最後に入れようと思っていたものです。少し形を変えましたが、漸く使うことが出来ました。

超番外編 アナザー・ヘヴン ラブラブ新婚 家電編 和啓ver.

 主が欲しい家電に想いを馳せて書いた話です。もう家電集めからは足を洗いましたが、想いが尽きることはありません、多分……

超番外編 アナザー・ヘヴン ラブラブ新婚 家電編 中啓ver.

 主が他所様のBBSで思いついたネタを書いた話です。一晩、寝ても忘れられず、終に初のパラレル作品となってしまいました。半分、実話が織り込んであるので実に身につまされます。

Short short story 6

 主が展開に激しく行き詰まりを覚えた話です。どれも状況が殆ど同じなので苦労しました。ミモザはオレンジ・ジュースを使いますが、他にも苺や桃などでも美味しいカクテルになります。

夕立

 主が石塚さんを濡らしたくて書いた話です。マタイによる福音書二十六章四十一節『心は燃えていても、肉体は弱いのです』を題材にしました。苦悩が絵になる石塚さんが好きです。

余熱

 主が啓太の無邪気さ故の残酷を書こうとした話です。しかし、あまりに石塚さんが不憫になりそうなので穏やか路線に変更しました。

海野の情熱

 主が喧嘩ネタを書こうとした話です。しかし、頭に和啓があったせいでしょうか。二人が言い争う理由が、どうしても思いつきませんでした。巧く纏まって良かったです。

扉 8

 主が考えを纏めるために書いた話です。『扉』は皆、それぞれ個別の思惑を持って動いているので、纏め難いです。目指す結果は同じでも、何を優先させるかが異なっています。それはやがて啓太へと収束するはずです。

素直な気持ち

 主が石塚さんの苦労の原因を書いた話です。恋人と一緒にいたい心理はわかりますが、お陰で、石塚さんの仕事が増えてしまいました。この憂さは啓太へアピールすることで晴らされると思います。溜まったストレスは直ぐに発散です。やはり石塚さんは有能です。

街角にて

 主がひたすら石塚さんだけを妄想した話です。和希の秘書になった頃の石塚さんは淡白な思考の持ち主でしたが、和希と一緒に仕事をすることで徐々に柔軟性を身に付けました。

番外編 はむはむヘヴン 石塚さんハム片想い編(和啓ver.)

 主が片想い石塚さん強化月間の最後を飾るべく書いた話です。石塚さんハムの本音混じりの告白に、ほのぼの片想いを感じて貰えたら嬉しいです。ただ、ハムなのに秘書……一体、どんな仕事をしているのかは全くの謎です。

扉 9

 主が今作での完結を諦めた話です。展開が多岐に渡ってしまったので、無理やり収めようとすると誰もが中途半端になってします。そこで、啓太の部分にだけ集中することにしました。それでも、無事に終わるか微妙ですが……

番外編 はむはむヘヴン 石塚さんハム片想い編(中啓ver.)

 主が石塚さんハムの性格に苦労した話です。黒くすることが出来ないので、啓太ハムを抱き締める腕に石塚さんハムの気持ちを籠めてみました。展開は総て啓太ハム視点ですが、石塚さんハムは風が止まらなければと思っていたはずです。

芳香

 主が非常に苦戦した話です。他のものと対応している部分が多いため、かなり頭が混乱しました。こんなに重ねなければ良かったです。

扉 10

 主が余裕がなくて焦った話です。展開を省略しても足りなくなりそうなので半ば強引に収拾をつけました。最後は中嶋さん登場で、漸く中啓らしくなった……かもしれません。

嘆息

 主が石塚さん萌えを追求して書いた話です。今はまだ互いを牽制し合っている石塚さんと加賀見ですが、この先、どうなるのか気になります。

初夜

 主が『初夜の中啓』というリクエストを受けて書いた話です。裏設定として、啓太が大学を卒業後になっています。二十歳の成人と同時でも良かったのですが、中嶋さんは自分で生計を立てられるまで結婚には踏み切らない気がしました。相変わらず、ラヴラヴの二人です。

空に寄す

 主が憂鬱な気分を和希に託した話です。名前は出て来ませんが、自分の心と静かに対話する和希を啓太は横で静かに見守っています。ときにはそれだけで癒されることもあります。

You belong to me 1

 主が初めて書いた和中啓の話です。もし、啓太が和希か中嶋さんのどちらも選べなかったら、というパラレル風味ですが、3Pなので他と一線を画すために『Archive』に収録することにしました。

差し出すその手に

 主が和啓と中啓を平等に扱うために書いた話です。裏設定として、和希と啓太が学園を卒業後になっています。和希は既に社会人なので法律さえ整えば、啓太と直ぐに結婚しそうです。

口唇と献身と

 主が書き終わってから表題を変更した話です。本当は情事の余韻に震える啓太の初々しさを描くつもりでしたが、篠宮さんの登場で二人が互いを庇い合う展開になってしまいました。

扉 i

 主が、章が足りなくて強引に割り込ませた話です。和啓編と整合させるために、どうしても省略出来ませんでした。皆、啓太ばかりなので書き分けるのが大変でした。

Short short story 7

 主が片想い石塚さんをコメディに出来なくて困った話です。また、『街角にて』と『空に寄す』は完全モノローグなので『続』を書けませんでした。ここまで重なると、もうお手上げです。

You belong to me 2

 主が初めて書いた啓太の初体験の話です。そのため、体位に悩みました。いきなり二人を相手にするのは大変なので、まずは順番に一人ずつ……

番外編 はむはむヘヴン ハロウィーン編(和啓ver.)

 主がハムの本分を忘れそうになった話です。二人は一緒に暮らしているので別に問題はありませんが、一応、ハムなのでNHK以下で頑張ります。そして、語尾にハムをつけ忘れていたことに漸く気づきました。

番外編 はむはむヘヴン ハロウィーン編(中啓ver.)

 主が完全にハムの本分を置いてきた話です。啓太ハムに悪戯される中嶋さんハム……ああ、想像するだけで楽しいです。ハムは夜の間は人になったりするのかな。

不滅

 主が展開を考えるのに苦労した話です。暫くサイト改装をしていたので文章の流れよりタグを見てしまいました。お陰で、仕上げに予想外に時間がかかりました。

超番外編 アナザー・ヘヴン ラブラブ新婚 懸賞編 和啓ver.

 主がよそ様のBBSに書いた小ネタを元にした話です。なかなか面白いオチだったので、こうして形に出来て良かったです。

超番外編 アナザー・ヘヴン ラブラブ新婚 懸賞編 中啓ver.

 主がサイト改装中に気分転換を兼ねて書いた話です。長い間、タグと睨めっこしていたので、展開の広げ方を忘れそうでした。やはり日々書き続けることが大切です。

優しい葉

 主がクリスマス・ツリーを飾りたくて書いた話です。最後をどうするか迷いましたが、勝手に二人がラヴラヴしてくれました。

 主が表題を自棄になってをつけた話です。お陰で、後半の展開をかなり直すことになりました。仕上がって、これほど安堵したのは初めてです。



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Café Grace
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