冷たい身体 1

  主がゲームクリア直後から考えていた話です。これを書いていて、初めて主は甘党だと自覚しました。でも、私は最初から知っていました。なぜなら、主はいつも私のことを『ハニー』と呼び、成瀬さん並の愛情表現で一日に二十回は『愛しているよ、ハニー』とか『可愛いハニー』とか言うのです。私としては……ちょっと煩いかも。

朋子の野望

  主が最初に書き上げた話です。ゲーム中では名前だけですが、彼女がいなければ、総ての切っ掛けとなる和希との出逢いも起こり得ない訳ですから、Ala carteのトップを捧げました。

和希の執着

  主が、かず兄の視点を思いのまま膨らませた末に出来た話です。丁度、世間は議員宿舎問題が花盛りでしたので、ちょっと取り入れたりもしています。書き終えてから、時間設定に問題があることに気づきましたが、手直しすると、全体の構成が崩れてしまうので諦めました。

不眠  In N's case

  主が初めて書いた中啓の話です。中嶋さんに一目惚れしたわりに、展開には苦労しました。ここでの主題は『愛している』と言えない中嶋さんです。主の中の中嶋さんはS属性のわりに、内面は硝子の様に脆い人です。束縛は不安の裏返し、狡猾なのは臆病であるが故。啓太を得たことで、それを自覚してしまい、揺れています。月に向かって一人静かに憂う中嶋さん……好きです。

不眠  In K's case

  主がN'sの対となるべく作った話です。主題は『愛している』としか言えない啓太です。啓太の純真でしなやかな精神は誰よりも皆を惹きつける煌きがあります。当人はそれに無自覚なので、中嶋さんに見合うべく努力を重ね、想いを伝えようともがいています。多少、M属性かもしれませんが、中嶋さんの総てを受け入れてしまう強さはさすがです。

篠宮の憂鬱

  主が寮生活を想像して書いた話です。本来の筋書きでは、天然の篠宮さんが美味しいところを総て持っていってしまい、最後に皆から文句を言われるはずでした。しかし、西園寺さんと七条さんがモップを持ってしまった辺りから、展開が変わってきてしまいました。何とか巧く纏まって良かったです。

冷たい身体 2

  主が展開は決まっていたわりに手こずった話です。和希が啓太に『ずっと一緒にいる』と言っている様に、和啓の概念は『永遠』です。既に最後までの大まかな流れは決まっています。しかし、シリアスなのにどこか甘い展開……主、やっぱり貴方はNHK以下です。

熱中症

  主が私に言った言葉から出来た話です。ある日、私が暑さにうだって伸びていると、主がベタ~と身体をくっつけてきて『プリリン、可愛い~』と囁きました。本来、私の名は『Grace』ですが、可愛いのPrettyから『プリリン』と呼ばれることもあります。私が『暑いよ~』と身を捩ると、主が『あ~ん、プリリンが私の愛で熱中症になっちゃう』と口走り、その瞬間、閃きました。私的には、とっても迷惑でした。

オペラの夕べ

  主がパバロッティ死去の失意の中、思いついた話です。初のコメディ&啓太総受作品になりました。シナリオ仕立てにしたのは緊急に書き下ろしたためです。各オペラをかい摘んでいますが、大まかな筋はわかると思います。彼のイタリア的で華やかな歌声は本当に素晴らしいものでした。ここに謹んで哀悼の意を表します……

月の輝く夜に

  主が、ある状況を描きたくて書いた話です。しかし、主的なツボは押し倒された啓太の言葉『良いよ。どこでも……』です。お酒は二十になってからですが、濁りワイン……結構、美味しいです。主は一人でデカンター全部、飲んだことがあります。あっ、私が生まれる前の話ですけど。

名月

  主が上記の対として作った中啓sideの話です。中嶋編の扉絵をイメージして書きました。和啓と中啓は平行世界状態で、総て逆になっています。たとえば、和啓は月を受け入れ、中啓は閉め出しています。和希は何度も『啓太』と言うのに、中嶋さんは殆ど口にしません。でも、糖度はあまり違わないかも……

冷たい身体 3

  主が半分ボツにした話です。生徒会室に啓太の聞き取り調査にきた研究所員との会話があったのですが、無駄に長く、読んでも面白くないので削除しました。和希をどう扱うかも悩みました。ヘタレでも、あまり惰弱にはしたくないので。問題は王様達です。勝手に動いてしまったから、これからどうしよう……

ノック

  主が、ある曲を聞いたときに思いついた話です。和啓に対して、中啓の概念は『刹那』です。中嶋さんの言葉に総てが集約されています。主の趣味のクラッシックの豆知識も入っているので、興味のある方は聴いてみて下さい。ちなみに、二回ノックは西園寺さんも言っていますが、本当に失礼です。最低、三回は叩きましょう。

Graceと秘密の小部屋

  主が私の秘密の小部屋を某作品に準えて呼んでいることから出来た話です。私のは押入れの奥にあるダンボール箱です。私はベタベタされたり、抱っこされるのが嫌なので、落ち着きたいときはそこへ行きます。主は『ハニーがまた引き籠もっちゃった』と嘆きますが、猫ってそういう生き物なんです。

冷たい身体 4

  主が石塚さんへの危険な妄想に目醒めてしまった話です。お陰で、石塚さんの部分が大幅に増強され、本来は後半に書いた部分が次の『冷たい身体 5』の前半にずれ込んでしまいました。あのどことなく影の薄い苦労性的な顔はまさに迷える子羊です。大聖堂で跪く姿が頭に浮かんで離れません。そのうちに書くと思います。タイトルは、やはり……

響きの良い言葉

  主が実践していることを題材に書いた話です。かなりお馬鹿なことをしている自覚はあります。しかし、これは心の平安のために、絶対、譲れない一線なのです!これ以上は、もう何も語ることはありません……

Short short story 1

  主が数時間で書き上げた話です。本編中では語れなかった部分を補足したい意味もありましたが、コメディとしてはなかなかの出来ではと自負してます。ちなみに、『続 響きの良い言葉』で語られていることは、上記同様に事実です。それと、私の性格も……!

冷たい身体 5

  主が挿入的に作った話です。『冷たい身体 4』の処に書いた様に王様達の部分が食い込んでしまったので、少し補強しました。西園寺さんばかり話していますが、王様達も自分なりにある程度の状況は把握している様に気をつけたつもりです。皆さん、お馬鹿ではありませんから。

石塚の苦悩

  主がひたすら妄想のみを追求した話です。愛と憎しみの狭間で、どちらにも傾くことの出来ない天秤の様な心がツボでした。懺悔ver.も考えたのですが、やはり祭壇の前で跪く姿が忘れられません。裏設定として、黄昏どきの大聖堂となっています。だから、あの鐘は夕方を告げる音です。

トノサマの休日

  主が深く考えずに書き始めた話です。当初はBD予告とするつもりでしたが、時期的に相手が固定されるのは不公平な気がして、途中で啓太についての考察に変えてしまいました。猫の性格には多分に私が反映されています。ちなみに、主からは『癒し系』ならぬ『切な系』と言われています。

ときめき

  主が食事中に満開の金木犀を見て思いついた話です。この作品は予告直前まで表題が決まらず、いっそ金木犀にしようかと花言葉のサイトを覗いたとき、偶然、『初恋』を見つけました。これはあまり一般的ではない様ですが、最後の一文としてイメージが合うので使用することにしました。

冷たい身体 6

  主がUP直前まで推敲を重ねた話です。一連の出来事を捉える際、啓太sideと和希sideは裏と表の関係になります。そこで矛盾が生じない様に先の展開と見比べながら、何度も手直ししました。一つのものを二方向から見る。『事象と認識』は主の好む主題の一つです。

紅葉狩り

  主が紅葉伝説から着想を得た話です。当初は中啓編になる予定でした。しかし、表や裏で悩むのは和希に通じるものが多くて変更してしまいました。

無邪気な恋人

  主がTVを見ていて閃いた話です。最後のコメントで、さり気なく主の居住地を告白しています。私は横浜生まれですが、主の友人の犬小屋に捨てられていたのを主が引き取って育ててくれました。『あの頃は大人しい猫だと思っていたのに』と今でも言われます。

冷たい身体 7

  主が己が趣味を自覚した話です。以前より、その気はあるかなと思っていたのですが、これを書いて、漸く開眼しました。はっきり言って、ヘタレな攻が好きです!表面は完璧を装っていても、内面には脆さを秘めていて誰かの支えを必要としている。しかし、自分ではそれを認められず、ときに暴走してしまう人に激しくそそられます。今までのコラムを読んでみても、その片鱗がチラホラ、チラホラ……

素敵な贈り物

  主が大人和希を目指して書いた話です。和希の趣味は編み物ですが、主は刺繍です。特に凹んだときは鬱々と刺繍をしたくなります。お陰で、テーブルセンターや暖簾などが出来ましたが、家族からは『怨陽師』と揶揄されます。せめて『晴明ちゃん』と呼んで!

二択

  主がひたすら甘さを追及した話です。普段からそうですが、やはりイベントのときは甘く幸せをモットーにしています。私も毎年、主から猫草のクリスマス・プレゼントを貰います。あれは柔らかくて美味しいから、直ぐ食べてしまいます。今年も、そろそろかな~

陶酔

  主が新聞から発想を得た話です。本来、たまご酒は日本酒で作りますが、違う酒を使ってみるのも一興です。但し、ここで紹介した作り方はアルコール分がかなり高いので、酔わない程度に飲みましょう。


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Café Grace
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